Healing Space IRIS スピリチュアル・ポリシー  ~ ハイヤーセルフ・ユニティ・フェミニン ~

ヒーリングスペースイリスでは、「ハイヤーセルフと繋がる(Higher Self)」、「二極化の統合(Unity)」、「女性性の開花(Feminine)」の3つのスピリチュアル・ポリシーでセッションをさせていただいております。

 

1.ハイヤーセルフと繋がる(Higher Self)

ハイヤーセルフとは、直訳すると「高次元の自分」となります。意味は「自己の中心と繋がる」という意味になります。

英国スピリチュアリズムでは「神体エネルギー」と、フラワーエッセンスの創始者エドワード・バッチ博士の哲学では「魂の声を聴く」と表現しています。

 

今や多くの情報が、世界中で飛びかっています。インターネットの影響もあり、現代では簡単に情報を手に入れられる時代です。

その結果、自分にとって「何が必要なのか?」「何が合っているのか?」「何が正しいのか?」etc…解らなくなってしまっている人が本当に多いです。

しかし、これらの情報は全て「外側の声」です。「外側の声」とは、「自分でない第三者の声」という意味です。この外側ばかりに気を取られて生きていくと、だんだん苦しくなって来ます。

 

人は皆、何らかの意味を持って転生して来ています。この地球上には、課題や宿題を持って転生してきた魂の持ち主が大多数なのです。

その宿題をやらずに、第三者が発する誘惑ばかりに目を向けていると、本来の生きる目的を一向に達する事ができません。そうなると、だんだん心が苦しくなって来ます。

その予兆を見て見ぬふりして苦しいまま生きていくと、結果、「病」などに繋がっていきます。

 

本来の「魂の声(ハイヤーセルフ)」に耳を傾けて生きて行けば、さほど苦しい状況にはならないでしょうというのがスピリチュアリズムの考え方です。

英国スピリチュアリズムでは、このハイヤーセルフに繋がる生き方「スピリチュアライズされた生き方」と呼んでいます。

 

2.二極化の統合(Unity)

現代人は、欧米の影響を知らず知らずに受けていると感じられます。西洋では、解りやすい表現が好まれるのでYes/Noをハッキリ伝える事が望ましいようですが、東洋は昔から違った思想でした。

「相手を思いやる心」を重んじる文化が東洋文化です。最近、海外でも注目されている「おもてなし」も、その思いやりの一つだと思います。

 

「相手を思いやる心」の一つに、相手を傷つけないという思想があります。そのため、Yes/Noをはっきり伝えない、濁した言い回しをする独特の文化が東洋文化なのです。

この濁したような表現を「中庸(ちゅうよう)」と呼んでいます。日本人は、長い年月のあいだ、中庸の心を持って生きてきた民族なので、二極化の極端な答えを求める思想は、やはり心に大きな負担がかかるのです。

 

濁した言い回しをする事を推奨する理由はもう一つあります。「相手に答えを選択してもらう」ことです。極論を突きつけてしまうと、相手は自分の答えを出せません。

中庸の表現をすれば、相手は自分なりの答えを探せます。スピリチュアリズムでは、全ては自己責任と考えています。

自分で行きついた答えならば、人は納得をする場合が多いです。しかし、他人の答えを鵜呑みにした結果が思わしくなかった場合、時として人は恨みの念をぶつけて来る事があります。

 

相手に極論だけをぶつけて争いの種を巻くよりは、逆に争いにならない智慧を持つ。この「中庸の心」で、再び考えてみませんかというご提案をさせていただいております。

 

3.女性性の癒し(Feminine)

人には皆、魂があります。しかし、地上で生きていくには肉体という器がどうしても必要となります。この肉体は、魂と違ってかなり厄介な代物です。

物質なので、乱暴に扱えば壊れるし、どんなに丁寧に扱ってもいずれ寿命がきます。それが、物質というものです。

物質である限り、それぞれに特徴が出ます。肉体には、女性らしさ・男性らしさという特徴が出ます。これを、女性性・男性性と呼んでいます。医学の世界では、女性ホルモン・男性ホルモンと呼んでいます。

 

女性性とは、たくさんの意味を含んだ言葉です。代表的なのは「母性」。他にも「セクシャリティ」とか「エロス」とかも女性性です。あと、「愛」も女性性と考える場合が多いように感じられます。

 

当店では、特に「母性」「愛」を女性性として定義づけしております。

 

日本は、長いあいだ男性社会だった影響が強いせいか、どうしても男性性を出した方が「何かとお得」な社会となっています。いま現在も尚、それは続いています。

しかし、本来女性は、女性性(女性ホルモン)の肉体を持って産まれています。それを、後天的に無理に男性性主体で生きる事は、かなり負担がかかるのです。

心と肉体のバランスが崩れてしまいます。

女性が社会で責任のある立場になられた場合には、男性的なお仕事の仕方をするのではなく、逆に男性だと出来ないような「母性」や「愛」などを前面に出してお仕事されてみる事も一つのご提案としてお伝えしております。

 

また、男性のご相談者様には、隠れている女性性の開花をご提案しております。スピリチュアルにご興味を持たれる男性の方は、多くの場合「秘めた女性性」をお持ちの方です。

スイスの心理学者、カール・グスタフ・ユング博士は、この「秘めた女性性」を「アニマ」と定義しました。アニマとは「男性のうちで意識されていない女性像」であり、最後に行きつく先は「アニマ」の開放だと言っています。

この「アニマ」を認識し、開放することこそが「すべての答え」に通ずる道になる可能性が高いのです。

ですので、思い切ってご自分の魂が持つ才能を認めてあげれるようなお手伝いを、させていただいております。